2022年3月に開催されたIAAE第19回国際オートアフターマーケット
私は開催期間3日間中の1日だけお邪魔する機会がございましていろいろと勉強させて頂きました。
日本の自動車業界がこの先どうなっていくのか?
日本の整備工場はこの先どのような事が必要になってくるのか?
自動車業界は今変化の時期に差し掛かっております。
ちなみにそのIAAEで学んだ洗車ビジネスの記事を書きましたのでこちらもご覧ください。
2021年6月、京都。
関西大手の自動車部品商・株式会社大黒商会は『オートビジネスフェアKYOTO2021』を開催。
関西の自動車整備工場・自動車業界関係各社向けに注目のエーミング機器を中心に工具やパーツを紹介しました。
そのときの内容も記事にしておりますので宜しければご覧ください。
2022年6月にも2年連続でオートビジネスフェアKYOTO2022を開催することが決定したということで今年の内容が注目されるところです。
これからの整備のなかで『樹脂パーツの補修』として今大注目されているポリバンスのプラスチック溶接機
IAAEでも高い注目を集めておりましたが、今回オートビジネスフェアKYOTO2022でも出展されるという噂をお聞きしましたので先行してご紹介させて頂きたいと思います。
京都の自動車部品商が業界関西最大級の工具フェア開催決定【株式会社大黒商会がおススメするポリバンスをご紹介します】
①最強のプラスチック溶接・ポリバンス
ポリバンス社は、アメリカ、カナダ、イタリア、インド、イギリス、メキシコ、コスタリカ、ロシア、オランダ、フランス、スイス、中国、スロバキア、スロベニア、スリランカ、シンガポール、日本に国際販売代理店を配置し世界中にポリバンス プロダクトを販売している世界的にもポピュラーなメーカーです。
愛知県岡崎市に総代理店があるポリバンスfor Japanは最強のプラスチック溶接機との出会いから日本での取り扱いが実現しました。
- 修理工場にプラスチック修理という新たな提案
- 部品交換により発生する産廃料のコストダウン
- プラスチック素材の外板普及に対しての需要
- 接着よりも強度な窒素シールドプラスチック溶接の強力な溶接
全体的な修理コストを削減しつつ、作業工賃をUPさせ利益UPに繋がり
修理工場とエンドユーザーともにWIN-WINなビジネスなのです。
②ブログやYoutubeからみる補修の可能性
具体的にどのようなプラスチック補修が可能なのか?
- バンパー
- 壊れたヘッドライトタブ
- ウォッシャータンク
- オーバーフローボトル
- ファンシュラウド
- フェンダーライナー
- ロッカーパネルモール
- ヒューズボックス
- エアクリーナーボックス
- バッテリーボックス
- アンダーカバー
事故修理や経年劣化での修理でプラスチック素材のパーツは多数あります。
ポリバンス ホームページ ブログより引用
ベルセデスベンツリヤバンパー修理 – ポリバンス プラスチック修理 プラスチック溶接 樹脂修理 樹脂溶接 樹脂リペア.com バンパー亀裂・ヘッドランプ修理 (jyusiripea.com)
上記ベンツのバンパーですが、生産終了品で新品の交換ができないパーツとのこと。
ここでは何が一番言いたいかと言いますと・・・
旧車の修理やレストアをしている修理工場にとっては最強のマッチングだということです。
実際にどのような作業なのか?
Youtubeにアップされていますのでいくつかご紹介させて頂きます。
③充実したトレーニングのサポート
ポリバンスには教育プログラムトレーニングコースが設けられております。
PR-01
窒素プラスチック溶接の概要
プラスチック修理トレーニング-窒素プラスチック溶接入門
PR-02
2日間のプラスチック修理及び補修
PR-03
ヘッドライトリペア
PR-04
1日間のプラスチック修理及び補修
ポリバンス ホームページ ブログより引用
”なんだか楽しいと言われます”
っていう言葉がとっても大事なのかなとおもいますね。
④まとめ
半導体不足の影響や世界情勢から新車の入荷が大幅に遅れ、中古車市場が盛り上がっています。
また部品の供給は滞ってしまい修理が進まないという問題も出てきております。
保険修理では部品交換よりも部品補修の方が工賃利益を得られるというお話も耳にします。
このような状況のなかで『プラスチック補修』は自動車整備工場にとって大きなビジネスチャンスとなり得るものではないかと思っております。
京都市・パルスプラザで行われる『オートビジネスフェアKYOTO2022』
会場内でポリバンスの機器を実際にご覧頂いたりデモを見るには大変良い機会です。
ちなみに全国のポリバンス導入企業の中で京都府はまだ1件もありません。
『どこもやっていないからやる』
シェア獲得こそが今後のビジネスのキーワードとなりそうです。